泳がせ釣り FOR BEGINNERS
ヒラメの泳がせ釣り入門
ヒラメを泳がせ釣りで狙うときは、砂地とかけ上がりの境、小魚がたまる港口を見つけることが第一歩です。生き餌を強く投げ、最初の前アタリで大きく合わせるという失敗が起きやすいため、道具より先に魚のいる場所と仕掛けの位置をそろえます。
生きたアジやイワシを鼻掛けまたは背掛けにし、底を取ってから餌が底付近を泳げる位置へ仕掛けを保ちます。これが最初の基準です。この記事では、関東の岸から試しやすい道具、仕掛けの接続順、アタリから取り込みまでを具体的に説明します。

この釣りのポイント
- 9〜12月を中心に狙う目安は5〜12月。朝夕と潮が動き始める時間を優先します。
- 砂地とかけ上がりの境、小魚がたまる港口水面、流れ、海底の変化から狙う位置を絞ります。
- 最初は仕掛けの位置を把握生きたアジやイワシを鼻掛けまたは背掛けにし、底を取ってから餌が底付近を泳げる位置へ仕掛けを保ちます
- 一度に変える条件は一つ深さ、速度、投入位置の順に変え、反応が出た条件を再現します。
01どんな釣り?
ヒラメの泳がせ釣りとは
砂底近くで待つヒラメへ弱らせない生き餌を届け、食い込むまで糸の変化を見守る釣りです。生きたアジやイワシを鼻掛けまたは背掛けにし、底を取ってから餌が底付近を泳げる位置へ仕掛けを保ちます。その結果から、魚がいるか、仕掛けが届いているか、食わせ方が合っているかを順番に判断します。
STYLE GUIDE
ヒラメの泳がせ釣りの細かい種類
堤防のヒラメ泳がせは、底付近へ生き餌を届ける胴突き式が基本です。釣り場の水深と流れに応じて、餌を泳がせる高さを変えます。
胴突き式
初心者の基本一番下へオモリ、途中の枝糸へ生き餌を付け、底付近を狙います。
- メリット
- 狙う深さが分かりやすい/砂地とかけ上がりを狙いやすい
- デメリット
- 根掛かりする場所に弱い/餌の泳げる範囲が限られる
- 向いている時
- 砂地に面した堤防から初めてヒラメを狙う時
エレベーター式
先にオモリを投入し、生き餌を付けたハリスを道糸へ沿わせて送り込みます。
- メリット
- 生き餌を強く投げずに済む/沖へ餌を届けられる
- デメリット
- 接続と送り込みに慣れが必要/係留物や混雑場所に不向き
- 向いている時
- 足元より沖の砂地を狙い、生き餌への投入負担を減らしたい時
遊動ウキ式
ウキ下を調整し、生き餌を底から少し上へ泳がせます。
- メリット
- 広い範囲を流せる/生き餌の動きをウキで見やすい
- デメリット
- 風と潮で流されやすい/底付近を正確に保つには水深把握が必要
- 向いている時
- 流せる空間があり、砂底の広い範囲を探る時
02関東で狙いやすい時期と時間
狙いやすい時期と時間
関東の岸釣りでは5〜12月が目安です。地域、水温、接岸状況で前後するため、直近の釣果と当日の海況も確認します。
初期は接岸する場所が限られます。
朝夕と潮が動き始める時間に魚の動きが出る場所を優先します。
日中は水温と酸欠の影響を受けやすくなります。
前年実績だけで粘らず、当日の情報を優先します。
03釣り場の選び方
釣り場の選び方
砂地とかけ上がりの境、小魚がたまる港口が観察できる場所から始めます。同じ釣り場でも、風向きと潮位で仕掛けが通る位置は変わります。取り込み場所を先に決め、立入禁止区画や作業区域は避けてください。
04必要な道具と選ぶ理由
必要な道具と選び方
ロッド:3〜4.5m・2〜3号の磯竿または泳がせ竿
生き餌を弱らせず入れ、ヒラメの重みを受け止めます。
リール:3000〜4000番クラス
ナイロン3〜4号を十分に巻き、ドラグを強く締めすぎないようにします。
ハリス:フロロ4〜6号・1〜1.5m
砂や魚体との擦れへ備え、傷があれば交換します。
仕掛け:堤防用の胴突き泳がせ仕掛け
捨て糸とオモリは竿・水深・潮に合う号数を使います。
05仕掛け
道糸・サルカン、胴突き枝糸、親針・生き餌、捨て糸・オモリの順につなぐ
図は竿先から仕掛け末端までの接続順です。接続後は結び目、針先、ラインの傷を指で確認し、仕掛けの重量を竿の適合範囲内に収めます。
下の接続順と各部品の役割を確認してください。市販仕掛けを使う場合は、商品パッケージの接続方向を優先します。
竿先のガイドから伸びる主糸です。傷と結び目を投入前に確認します。
図の向きと接続順を照合し、結び目や金具が外れないことを確認します。
背掛けは背びれ直下の薄い皮だけへ浅く刺し、背骨を避けて針先を露出させます。弱りやすい時は鼻掛けも試します。
仕掛けを狙う深さへ届ける部分です。竿の適合範囲と潮の速さに合わせます。
06準備から釣り上げるまで
釣り方の基本手順
- 海況と足場を確認
砂地とかけ上がりの境、小魚がたまる港口と、魚を安全に取り込める位置を確認します。
- 仕掛けを接続
道糸・サルカン、胴突き枝糸、親針・生き餌、捨て糸・オモリの順を確かめ、針とラインの傷を点検します。
- 最初の基準を決める
生きたアジやイワシを鼻掛けまたは背掛けにし、底を取ってから餌が底付近を泳げる位置へ仕掛けを保ちます
- 一つの条件だけを変更
反応がなければ、まず深さ、次に速度、最後に投入位置を変えます。
- アタリを判別
急な重みだけでなく、糸の停止、横移動、張りの変化も見ます。
- 糸を緩めず取り込む
高い護岸では抜き上げず、魚を水面へ浮かせてからタモへ誘導します。
07釣果を伸ばす7つのコツ
釣果を伸ばすコツ
1. 餌を弱らせない
遠投せず、足元から近距離へ静かに入れます。
2. 底を確認して少し上げる
オモリを置いたままにせず、餌が砂へ潜らない位置を保ちます。
3. かけ上がりへ入れる
平らな砂地だけで待たず、深さが変わる境を狙います。
4. 前アタリで慌てない
竿先の小さな震えだけでは強く合わせません。
5. 重みが続いてから巻く
糸ふけを取り、一定の重みを確認して竿を立てます。
6. 生き餌をこまめに替える
泳ぎが弱い個体は新しい餌へ交換します。
7. 取り込み経路を空ける
掛ける前にタモの位置と周囲の釣り人を確認します。
08釣れない時の考え方
釣れない時の見直し方
投げる距離を短くし、針が背骨へ触れていないか確認して鼻掛けも試します。
すぐ合わせず、糸が走って重みが続くまで竿先で送り込みます。
根掛かりを疑い、オモリを軽く持ち上げて砂地側へ投入位置をずらします。
底からの高さと投入距離を変え、朝夕の潮が動く時間にかけ上がりを狙い直します。
09おすすめの道具
数字だけでなく、組み合わせて使えるかで選ぶ
この釣りで使う竿・リールと、針・仕掛け・ルアー・撒き餌を役割ごとに選びました。竿の対応重量と仕掛けの号数を合わせてください。
まず使う仕掛けから、無理なくそろえる
メーカー仕様と複数の購入者レビューを照合し、ヒラメの泳がせ釣りで差が出る操作感、弱点、比較候補まで商品ごとに整理しました。編集部が実際に使用したと装う評価ではありません。

ダイワ リバティクラブ磯風 3-45 遠投
カゴや大きめのウキを使う釣り向け。岸から少し先の潮へ仕掛けを届けたい時に使いたい。 4mを超える竿は振り抜きより仕掛けの軌道を安定させることが先です。継ぎ目を伸ばし切り、カゴを付けた状態で穂先絡みを確認してから投げます。ヒラメの泳がせ釣りで使う重量・号数と操作手順に合うことを優先して評価しています。
コストパフォーマンス:シマノ ホリデー磯の同号数と比べる定番候補です。軽さだけなら上位機が有利ですが、遠投仕様のガイドと必要なオモリ負荷を手頃な価格で確保でき、カゴ・泳がせ・浦安釣法へ役割を明確にできます。ヒラメの泳がせ釣りで使う重量・号数と操作手順に合うことを優先して評価しています。
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ダイワ 23 レガリス LT4000-CXH
投げ釣りやサーフで、重めの仕掛けを回収しやすい4000番。何度も投げ直す釣りで頼りになる。 深溝のD番手は糸巻量に余裕がある一方、細いPEを規定量だけ巻く場合は下巻きが必要です。ハイギア番手は仕掛けの回収が速いため、引き釣りでは意識して巻く速度を落とします。ヒラメの泳がせ釣りで使う重量・号数と操作手順に合うことを優先して評価しています。
コストパフォーマンス:同番手のシマノ ナスキーと比較すると軽さと巻き出しの軽快さが強みです。防水を意識した構造ではナスキーに分があり、手持ち時間と巻き始めの軽さを優先するならレガリスが候補になります。ヒラメの泳がせ釣りで使う重量・号数と操作手順に合うことを優先して評価しています。
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ダイワ ジャストロン ナイロン 3号・500m
投げ・泳がせ・穴釣りを始める時に、糸を巻き替えやすい大容量。岩に擦れた部分は惜しまず切りたい。 500m巻きは残量管理がしやすい反面、長期保管で劣化させないよう日光と高温を避けます。巻き癖が強くなった部分は惜しまず交換します。ヒラメの泳がせ釣りで使う重量・号数と操作手順に合うことを優先して評価しています。
コストパフォーマンス:サンライン クインスターなどの同価格帯ナイロンと比べても大容量で巻き替え単価を抑えやすく、根掛かりや擦れで先端を切る餌釣り向きです。高価な低伸度ラインより伸びますが、その伸びが口切れと急な引きを吸収します。ヒラメの泳がせ釣りで使う重量・号数と操作手順に合うことを優先して評価しています。
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ハヤブサ かんたん泳がせウキ釣りセット HA183
小魚を針に付けて泳がせる時、ウキの深さ調整まで一式で始めたい人に。 パッケージから出した時点で、針先、結び目、金具の向きまで確認します。根掛かりや魚を掛けた後は見た目が無事でも予備と交換します。ヒラメの泳がせ釣りで使う重量・号数と操作手順に合うことを優先して評価しています。
コストパフォーマンス:ハヤブサ かんたん泳がせウキ釣りセット HA183は、同じ対象魚向けのハヤブサ・OWNER・ささめ針などの完成品と比べ、この記事で使う号数と構成が合うことを優先しています。最安品との差は、交換時にも同じ仕様を選び直しやすい点です。ヒラメの泳がせ釣りで使う重量・号数と操作手順に合うことを優先して評価しています。
Amazonで商品を見る※商品リンクはAmazonアソシエイトを利用した広告です。価格・在庫・番手・号数・仕様は購入時に販売ページでご確認ください。
10まとめ
砂地とかけ上がりの境、小魚がたまる港口を見つけ、仕掛けの位置を再現する
生きたアジやイワシを鼻掛けまたは背掛けにし、底を取ってから餌が底付近を泳げる位置へ仕掛けを保ちます。反応が出たら、投入位置、沈めた秒数、巻いた回数をそろえて次の一投へつなげます。
生き餌を別水域へ放さず、係留船・船道・立入禁止場所を避けます。高い護岸では先にタモを組み立ててください。
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