KANTO FISHING GUIDE関東 海釣りガイド
目次

初めてのハゼのちょい投げ。河口の近距離を軽い仕掛けで探る方法を解説

関東の河口や汽水域で狙うマハゼは、遠くへ投げなくても足元近くにいることがあります。初めては5〜15mほどの近距離から、砂泥底の変化を小刻みに探るのが近道です。

シロギスのちょい投げに似ていますが、主戦場は河口の砂泥底。潮位で水路やかけ上がりの位置が変わるため、飛距離より『今、水が通る場所』を考えます。

先に結論:最初の1匹に近づく4つの条件

  1. 5〜12月、特に7〜10月を中心にする初夏は小型、晩秋以降は深場へ移る場所があります。
  2. 河口の砂泥底を近距離から探る足元〜15mほどに魚が集まることもあります。
  3. 3〜8号程度の軽いオモリ竿の範囲内で、流されない最小限を選びます。
  4. 動かす・止めるを繰り返す20〜50cm動かし、数秒止めて食わせます。

01ハゼのちょい投げはどんな釣り?

河口の底を軽い仕掛けで刻み、居場所を見つける釣り

置き竿で待つだけでなく、仕掛けを少し動かして止めることで広く探れます。ハゼは汽水域を好み、潮位によって岸際、水路、かけ上がりを移動します。

STYLE GUIDE

同じ釣り方の中にある種類と使い分け

ハゼのちょい投げは遠投ではなく、河口の近距離を軽い仕掛けで細かく探る使い分けが中心です。

中通し・遊動式

中通しオモリで魚が感じる抵抗を抑えます。

メリット
食い込みがよい/小さなアタリが伝わる
デメリット
絡みやすさが増す/底の障害物に弱い
向いている時
餌だけ取られる、食い込みが浅い時

胴突き型ちょい投げ

幹糸の途中へ針、最下部へオモリを付け、餌を底から少し浮かせます。

メリット
餌がカキ殻や小石へ埋もれにくい/岸壁際を探りやすい
デメリット
投げると枝針が絡む場合/砂泥底では餌が浮きすぎる場合
向いている時
漁港・岸壁際や軽い障害物が混じる底を近距離で探る時

FIELD NOTES

経験者からのおせっかいメモ

現場で迷いやすい場面を、判断の順番まで含めてまとめました。

潮位表と退路を先に見る

河口は帰る時間に足場が変わります。釣れる場所だけでなく戻る通路も確認します。

距離

沖より護岸際も忘れない

最初から遠投せず、近・中・遠の順に反応を比べます。

流れ

一投目で転がり方を測る

速く転がるなら重さか投入方向を変え、隣の仕掛けと交差しないか確認します。

02関東で狙いやすい時期と時間

5〜12月が目安。7〜10月は数釣りを始めやすい

日中でも狙えますが、潮位と流れを重視します。地域・水温・年で前後します。

初夏5〜6月は小型中心

小針と短い餌で丁寧に。

7〜8月はBEST

浅場の数釣りを始めやすい。

9〜10月はBEST

サイズと数を両立しやすい。

初冬11〜12月は深場も確認

岸近くから外れる場所があります。

03釣り場の選び方

河口を第一候補に、砂泥底の水路とかけ上がりを探す

浅い干潟の水路、船道、護岸際、流れが緩む場所が候補です。根掛かりが続く石・カキ殻底は避けます。

04必要な道具と選ぶ理由

扱いやすさと釣り場への適合を優先して選ぶ

竿:1.8〜2.4mのちょい投げ・万能竿

近距離を操作しやすく、使うオモリが適合範囲内のもの。

リール:2000〜2500番

ナイロン1.5〜2号が扱いやすい目安。

オモリ:3〜8号程度

流されない最小限。重すぎると感度と食い込みが落ちます。

針と餌

ハゼ針5〜7号程度、アオイソメやジャリメを2〜4cmに。

05基本の仕掛けを図で確認

短い天秤仕掛けと1〜2本針で、河口の近距離を探る

道糸、スナップ、天秤オモリ、短い仕掛け、虫餌の順です。

軽量天秤、短い2本針、虫餌とマハゼを描いたちょい投げ仕掛け
ハゼ用はシロギス用より短く軽く。虫餌は長く垂らしすぎません。
1道糸とスナップ

仕掛け交換を簡単にします。

2天秤オモリ

3〜8号程度から流れに合わせます。

3短い1〜2本針

絡みにくく近距離を探りやすい構成。

4虫餌

2〜4cmほどにし、針先を出します。

06準備から釣り上げるまで

条件を一つずつ確認し、同じ動きを再現する

  1. 後方と潮位を確認

    帰り道も含めて安全を確保。

  2. 虫餌を短めに付ける

    垂らしすぎず針先を出します。

  3. 5〜15mから投げる

    まず近距離を確認。

  4. 着底して糸ふけを取る

    竿先で重みを感じます。

  5. 20〜50cm動かして止める

    数秒待って食わせます。

  6. 一呼吸待って軽く合わせる

    一定速度で巻き上げます。

07釣果を伸ばす7つのコツ

釣れた条件を覚え、次の一投で再現する

1. 足元〜近距離から

遠投前に魚の濃い場所を確認。

2. 底を切らず探る

砂泥底をゆっくり移動。

3. 動かす・止める

止めた時間に食わせます。

4. 釣れた距離と方向を再現

群れや地形へ戻します。

5. 餌は大きすぎない

針先を出して掛かりを確保。

6. 流される時だけ重く

必要以上に重くしません。

7. 潮位で地形を読み替える

水路やかけ上がりの位置を意識。

08釣れない時の考え方

魚・場所・深さ・仕掛けの順に原因を切り分ける

餌が無傷

場所、距離、潮が違う可能性。

見直し:餌が無傷
餌だけ取られる

餌が長い、針が大きい、合わせが遅い。

見直し:餌だけ取られる
根掛かりが多い

引きずりすぎか、石・カキ殻底。

見直し:根掛かりが多い
仕掛けが流れ続ける

竿の範囲内で一段重くする。

見直し:仕掛けが流れ続ける

09初心者向け道具の選び方

数字だけでなく、組み合わせて使えるかで選ぶ

遠投性能より、軽いオモリを扱える竿と短いハゼ用仕掛けを一式で選びます。

広告 この商品紹介にはAmazonアソシエイト・楽天アフィリエイトの広告リンクが含まれます。リンクを経由した購入により、当サイトが紹介料を受け取る場合があります。

ハゼのちょい投げ釣りに使う予算別タックル

ハゼ釣りだけのために専用タックルまで買う必要はありません。サビキなど、ほかの初心者向けの釣りへの流用も考えた選択です。ルアーロッド、アジングロッド、サビキ竿など手持ちの竿があれば、使うオモリが竿の適合範囲内かを確認したうえで代用できます。

予算の目安

5,000円前後

まず一度、堤防釣りを体験したい人

竿・糸付きリール・仕掛けがまとまった入門セット。買い足す物が少なく、足元のサビキを中心に軽いちょい投げも試せます。

竿・リール・仕掛けセットPG わくわくサビキ釣りセットSG 240(BLC3000R)
予算の目安

20,000円前後

軽さと今後の使い回しを重視

竿は10,000円コースと共通にし、リールを210gのレブロスへ。巻き上げを繰り返す釣りで疲れにくく、別の竿へも流用しやすい構成です。

ロッドプロマリン サビキスペシャルEX 2-300
リールダイワ 24レブロス LT2500D

※上記リンクはアフィリエイト広告を含みます。価格・在庫・付属品・番手は販売ページで最新情報をご確認ください。予算額は実売価格の目安です。

完成仕掛けのおすすめ

ハゼのちょい投げは本番用と予備をセットで用意

ちょい投げは根掛かりやフグなどで先針を失うことがあります。釣り場で修理に時間を使わないよう、完成仕掛けを複数持参します。

最初に選ぶハゼ専用完成仕掛け

ささめ針 H-005 ちょいハゼセット(ハリス2号)

天秤やオモリを含めてハゼのちょい投げに必要な部分がまとまった専用セット。仕掛け選びに迷う初回や、河口の近距離を手早く探りたい時の第一候補です。

Amazonで見る
根掛かり・針先の傷みに備える予備

ささめ針 H-001 チョイハゼ 6号・ハリス1号

標準的な夏〜秋のハゼを狙いやすい6号の予備仕掛け。根掛かりや針先の鈍りで時合いを逃さないよう、完成仕掛けと一緒に複数枚用意します。

Amazonで見る

※上記リンクはAmazonアソシエイトを利用した広告リンクです。号数・価格・在庫・セット内容は購入時に販売ページでご確認ください。

10まとめ

遠投する前に、河口の近距離と潮位変化を読む

軽い仕掛けを底で少し動かして止め、釣れた距離と方向を再現します。重さは流されない最小限にします。

増水、潮位上昇、ぬかるみに注意し、干潟で退路を失わないこと。釣り禁止区域や地域の採捕規則も確認します。

月と場所から、ほかの魚を探す →